タイトルの「ご飯もの」とは、米とおかず(または汁もの)がいっしょになって、メインディッシュになっているものです。
あくまでも、わたし個人によるわたし個人のための勝手なカテゴリーです。
具体的には、どんぶりもの(「どんぶりもの」のカテゴリーは「ご飯もの」カテゴリーの小分類です) や かやくごはん、ちらし寿司、雑炊、カレーライス、チャーハン、ピビンバ に リゾット、ジャンバラヤ や パエリア(パエリヤ?パエジャ?)および タコライス などです。
もっともシンプルなものでは TKG(たまごかけごはん)や お茶漬け も入ります。
要するに 白ごはん と 白がゆ 以外の米料理(TKG や お茶漬け を「料理」と呼んでいいかどうかはともかく)を、「ご飯もの」にカテゴライズしています。
高級な和食(会席料理というのか)や宴会のコースなどのおしながきに「お食事」や「ごはんもの」と書かれてる場合の「ごはんもの」は、「前菜や酒のアテ(肴)じゃなくて、」の意味かと思われます。中華なら「五目チャーハン または 海鮮焼そば」とか、和食なら「かやくごはん または 茶そば」というあんばいで、麺類が入っちゃってます。
その「ごはんもの」ではなくて、わたしの云う「ご飯もの」( ≒ 米料理)のすきなところ、良い点は、ごはん と おかず(AND/OR 汁もの)を同時に(一度に)食べれるところです。
ふつうの食事 - 主食(白ごはん)、主菜(とんかつなど)、副菜(キャベツOR漬け物)および汁もの(味噌汁)=とんかつ定食のようなものを思い浮かべてください - だと、まず味噌汁をひとすすり、とんかつを一切れ口に含み、続けて白ごはんをひとくち。
キャベツ(OR漬け物)をひとくち、また味噌汁をひとすすり、とんかつをもう一切れ口に含み、続けて白ごはんをまたひとくち・・・、と続きます。
いわゆる「三角食べ」ってやつです。
わたしはこれをせずに、味噌汁を一気に吸い、とんかつ/ごはん、とんかつ/ごはん・・・で、とんかつが無くなれば漬け物/ごはん、漬け物/ごはん・・・、という食べ方をしてよく家人に叱られます。
とくに「ずぼら」(≒「ものぐさ」みたいな意味の関西ことばです)なほうではないと思いますし、なんにも考えず無計画に食事を摂っているというのではないんです。
ただ途中で味のトーンが変わるのがあまり好きではないだけなのです。
なので、前述のとんかつ定食的な食事よりは、カツ丼のほうが好きなのです。
たまにメニューで「カツとじ定食」というのを見ます。
カツ丼の上に乗せる「具」=とんかつを卵でとじてあるやつ=が、超ひらべったい、持ち手がほゞ直立しているユキヒラのなべで火から下ろしたまま定食の盆に乗ってくるヤツです。
個人の意見ですよ、「いや、それカツ丼やん。なんでわざわざ別々に盛り付けるん」って思います。
別の例で云います。
「お刺身定食」というものがありますが、わたしはお刺身をおかずにごはんは食べれません(にぎり寿司=刺身ON寿司飯=は別ですが・・・)。
でも、海鮮丼は好きです。
別々に食べるか、上に乗せていっしょに食べるかだけの違いなんですけどね。
そういった意味では、韓国のピビンバなんて、ごはんの上におかず=ナムル(?)をのせて、スープまでかけて、(ここが大事⇒)かきまぜて食べるんですよ(ピビンバの「ピビン」って混ぜるって意味?-確か・・・)。
あの平こいスプーンひとさじの上に主食と一汁一菜がすべてのってるんですよ。
いわば「ミニミニ定食」じゃないですか。
すばらしい!
あ~なんか、味楽苑のピビンバ(ミニ冷麺セット)食べたくなってきた~。
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