ごはんが不味いお店は…

　昨日、ようやく今年はじめて、お待ちかねの新米が食卓に上がりました。
　や～やっぱりごはんがおいしいと食がすすみますね。
　　
　外食の店でも、ごはんのおいしい／不味いはありますよねぇ。

　わたくし、ごはん（お米）が大好きなのですが、麺類もそれに負けないぐらい好きなのです。なかでも、「こってり」ラーメンで有名な、京都に本部がある某ラーメンチェーン（そのチェーン店の看板には「ラーメン」ではなく、京風に「中華そば」とかかれてありますが）の こってり ラーメンがすきで、無性に食べたくなるときがあります。
　先日、そのチェーン店の看板を見て、そのことを思い出したように飛び込みました。
　結構おなかが空いていたこともあり、こってりラーメンとチャーハンのセットを注文しました。
　ラーメンのほうは「あぁ、そうそう、やっぱりこの味・・」で久々に満足したわけですが、チャーハンのほうを一口食べて「あぁ？」。いやっ、味付けは決して悪くは無かったのですが、ごはん（米粒）がベチャベチャというのか、食感がチョット残念でした。
　本来チャーハンは、お茶碗で食べる白ごはんとちがい、米粒がパラパラであるのがよしとされているかと思いますが、ここのラーメン店（おそらくＦＣ店と思われる）の調理される方の好みなのかなぁ、と思ってその日は「ごちそうさまでした」とその店をあとにしたわけです。
　しばらく経った後日、再びその店の前を通ることがあり、また例によって看板に吸い寄せられるように入店してしまいました。
　席に案内されて座りオーダーをしようとメニューを見て悩んでいるときに、先日のベチャベチャのチャーハン（＝「ベチャーハン」－ってイカン、オヤジみたいなことを云うてしまいました・・・）のことを思い出し、こってりラーメンと白ごはんをオーダーしました。
　炭水化物（ラーメン）をおかずに炭水化物（ごはん）を食べるのは、わたし自身「大阪定食」と名づけているのですが、肥満のもとと云われているにもかかわらず、１にごはん（お米）、２に麺類が大好きなわたくしは、どうしても「大阪定食」がおおくなってしまいます・・・。
　で、オーダーしたこってりラーメンと白ごはんが運ばれてきました。
　さっそく、こってりラーメンのスープをおかずにごはんをひとくち。
　「ん？」－スープでいくぶんほぐれてはいるものの、またしてもベチャベチャ、というか米粒どうしがガッツリ固まっちゃってる感じの食感です。
　ふたくち目を恐る恐る（？）食べると、やはり同じくベチャベチャガッツリ。
　おまけに、ひとくち目はスープの味でわからなかったのですが、プーンと「ジャー臭」（保温ジャーで長時間保温したごはんの独特のニオイをわたしはこう呼んでいます）が・・・
　ごはん粒をよく見ると、ふつうよりもやや小さめです。
　あまり良いお米を使っていないように思われます。
　先日のベチャベチャチャーハンは、作った方の好みかなと思っていましたが、あるいはお米のクオリティーに依るものかもしれません。
　今回白ごはんをいただいてそう考えました。
　というのも、店内の柱や壁を見ると、手書きの案内書きで「ごはん・定食をご注文のお客様はお替り無料サービス」とあります。
　ごはんの材料費（＝お米代）はおかずの材料費とくらべてしれているとは思いますが、それでもかなり節約されているのではないかと邪推をしてしまったわけです。
　このお店はＦＣ店と思われますから、まぁそこらへんの考え方は経営される方がどのように判断されるかというところでしょうか。
　このお店にまた行くか？
　こってりラーメンがあるかぎり、また吸い寄せられるように行ってしまうと思います。
　ただ、ラーメンを大盛にしてご飯モノは頼みませんけどｗ