2016年10月4日火曜日

新品種発見!?


 私、お米・ごはん大好きではありますが、銘柄(≒ブランド)にはあまりこだわっていません。

 というのも、低価格のブレンド米などは別として、いま売られているお米は銘柄米であればなんでもおいしくいただけますし、また、私自身は銘柄間の味の差はさほど感じないからです。

 ウチで食べる米を買うのは私の仕事なのですが、上記のような理由でふだんは銘柄米でいちばん安いものを買っています。

 先日『滋賀県産みずかがみ』というお米を初めて買いました。

 ある日の食卓で「?」、ごはんがいつもよりおいしく感じたので家人に訊いてみると、この間買ってきたお米だと言います。

 まぁ気のせいか、あるいはその日の炊き加減、または腹の空き具合で味(の感じ方)が変わってくることもありますので、その時は流していました。

 別の日、炊飯器にごはんがなく、キッチンに茶碗にラップを掛けた冷ごはんがありましたので、それをそのまま(電子レンジで温めることなく)食べましたところ、モチモチというか、ふっくらというか、甘みもありとてもおいしいごはんでした。

 訊けばこのごはんも先日買ってきた『滋賀県産みずかがみ』とのこと。

 値段的にはフツーのコシヒカリよりも少し安かったと記憶していますが、コレは見つけモノだと思います(「※個人の感想です。」)。

 ネットで調べてみると、『みずかがみ』という品種は、滋賀県で開発(?)され滋賀県で栽培される滋賀県独自の品種のようです。


 「ゆたかな水にかがやく実り」をキャッチフレーズにもつ近江米の新しい品種です。
滋賀66号(ゆめおうみ+ヒノヒカリ)と滋賀64号(チクブワセ+ひとめぼれ)を親として生まれた品種です。
炊上りが白く美しくつやがあり、ほどよい粘りと甘み・うまみを備えたお米です。
平成25年産米からの販売です。
近江米の新しい顔として期待されています。


 と紹介されてあります。

 「みずかがみ」って、「みず・かがみ」で「水鏡」もしくは滋賀県だけに「湖(みずうみ)鏡」かと思いましたが、そうじゃないんですね。

 上の紹介文を見ると「みず・かが・み」=「水・輝・実」?

 商品パッケージに『環境こだわり農産物』との表記がありましたので、これも調べてみました。


 環境こだわり農業の推進
美しい水をたたえるびわ湖をはじめ、豊かな自然に恵まれた滋賀県。この地はいにしえから、清涼な水・肥えた土によって育てられた農産物の産地としてその名を馳せてきました。そして「自然との共生」「食の安全」が謳われる今、滋賀県は生産者・販売者・消費者の方々と力を合わせ、農薬・科学肥料の使用料を減らすなどして自然環境に配慮した栽培を実践する「環境こだわり農業」に取り組んでいます。

環境こだわり農業推進基本計画
基本方針1 環境こだわり農業が滋賀県農業のスタンダードとなるよう推進します
基本方針2 環境こだわり農産物を滋賀ブランドとして確立します
基本方針3 生産者から消費者まで、県民みんなが支える環境こだわり農業を確立します。

環境こだわり農産物(水稲)こんなに厳しい栽培基準です
1.科学合成農薬の使用量を通常使用量の半分以下、延べ7成分以下にしています
2.科学肥料(窒素成分)を通常使用量の半分以下、4kg/10a以下にしています
3.琵琶湖をはじめ環境にやさしい栽培技術を取り入れています
4.どのように栽培されたかが記録されています

(近江米振興協会サイトより)


 とのことで、コレも滋賀県独自の制度のようです。

 滋賀県って他県民(特に近畿)からしたらやっぱり 滋賀県 イコール(?) 琵琶湖 みたいなイメージはありますが、なににつけ琵琶湖とは密接に関わりがあるようです。


 『滋賀県産みずかがみ』の場合も品種の名前と栽培方法に琵琶湖が絡んでくるんですね。

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