「ごはん」と「ライス」の違い?
飲食店などでご飯(白ごはん)は店によって、「ごはん」とか「ライス」という名称でメニューに載っています。
むかしからやってる、わたしがよく行く庶民的な焼肉屋さんでは「めし(大)」「めし(中)」「めし(小)」とおしながきが壁に貼ってあります。
※写真は本文に登場する焼肉屋さんではありませんw
古い大衆食堂では「めし」の「し」の字の上のほうがニョロニョロってなってる手書き風文字の看板を目にすることが出来ます。
「めし」も「ごはん」も、漢字で書けば「飯」の字で、ともに炊いた米を表すのですが、同時に「今度いっしょにごはんでも食べましょう」「デイトレードでめしを喰ってる」などのように、食事そのものを指す言葉でもあります。
いっぽう、「ライス」のほうの呼び名は、白ごはんを指す場合「パンまたはライス」など、ファミレスなど洋食系の店で使われることが多いようですね。
ちなみに、同じす●い●~くグループでも、ガ●トは「ライス」ですが、中華のバー●ヤンは「ごはん」のようです。
で、今日のタイトル、「ごはん」と「ライス」の違いですが、この疑問を持ったのはわたしだけではないと思いネットで調べると、あるサイトで「定義」?されてました。
以下引用
- 概要 -
ご飯は飯(めし)の丁寧語であり、また朝ご飯、昼ご飯、晩ご飯などと食事の意味にも使われる。ライスは英語で米、あるいは稲のことである。ご飯とライスの使い分けについては、特に、洋食と一緒に出される白米はライス、和食の場合はご飯である場合が多い。
- 詳しい解説 -
ご飯、ライスともに白米を炊いた食べもののことである。
ご飯は飯(めし)の丁寧語であり、また朝ご飯、昼ご飯、晩ご飯などと食事の意味にも使われる。また具と一緒に炊いた炊き込み御飯、炊いた後で具を混ぜる混ぜご飯、松茸ご飯、栗ご飯など様々なバージョンがある。
一方ライス(rice)とは英語で米、あるいは稲のことである。カレーライスやハヤシライスなど料理名として定着している。また外食チェーン店やレストランでは白米をライスと呼ぶ場合がある。
ご飯とライスの使い分けについては、特に、洋食と一緒に出される白米はライス、和食の場合はご飯である場合が多い。またライスは皿に盛られて出てくるが、ご飯は茶碗や丼に盛って出される。
またライスは日本米以外の米にも使われるため、バスマティ米やインディカ米(俗にいうタイ米)などについても、ご飯とは呼ばずライスと呼ばれる。またこれらの米は炊き方が日本の白米とは違い、主に炒め煮、つまり研いだ米を軽く炒めた後に水を加えて煮ることで調理される。
引用おわり
ほう、やはり 洋食⇒ライス、和食⇒ご飯
説で、加えて ライス⇒皿、ご飯⇒碗・丼 とのこと。
特に後者はナットクです。
洋食屋さんでも、おじいさんが経営されてる老舗系の店や郊外の喫茶店では、「ご飯」と呼ばれてお茶碗に盛られて供される例が多く見られるからです。
もう一件、同じ疑問を持った方のブログです。
(以下引用)
最近
友人と食事する機会が
何回かありました。
ある時は食堂的なお店
そして
レストラン的なお店
そこで
食堂的なお店では
茶碗に入ったものはご飯と言い
レストラン的なお店では
お皿に乗ったものはライスと言う。
ここで私は
友人たちに問題をひとつ出しました。
ご飯とライスの違いって 何でしょうと ・・・
そうしますと
友人たちは
少し考えてから
茶碗に入れたものはご飯と言い
お皿に載せたものはライス と言うのでしょう。
また、和食店ではご飯と言い
洋食店ではライスと言うのでは
と回答。
だって
どっちもお米じゃろ と方言丸出しで
主張しました。
他の人も同様な意見でした。
(中略)
そこで
答えを述べることにしました。
お米を炊いたものが
確かに
ご飯であり
ライスなのですが
正確に言いますと
ご飯とライスでは
明確に違いがあるのです。
では、何が違うのか
それは炊き方です。
ご飯は蒸らして
米に水分わ吸収させるのが
一般的な炊き方です。
では
ライスではどう違うのかと
言いますと
ライスは鍋が沸騰したら一旦
湯を捨てて
もう一度
水を加えて炊くのです。
このことで米のデンプンを捨てることになるので
パラッとした炊きあがりになるのです。
どうですか
明らかに違うと思いませんか。
でも
レストラン(洋食店)
すなわち皿にのったお米(ライス)は
すなわち皿にのったお米(ライス)は
そのような炊き方をしているのだろうか という
疑問が起きましたよね ??。
私が思うにお米の炊き方は
多分、どこのお見せ(原文ママ)も
ご飯の炊き方だと思います。
よって
結論ですが
お皿に載ったお米を
ライスと呼ぶのは多分間違っているのです。
ですから
レストランでもご飯と言いましょう。
(以下略)
と、この方もだいたい同意見です。
いろいろ調べて気になったのは、「ごはん」と「ライス」では炊き方が違う、つまり、ごはんは釜で蒸らして炊いたもの、ライスは鍋で茹で溢しをして(さらに水を加えて)煮たもの、という定義が結構あったことです。
アジアやアフリカでは「白ごはん」も専らそういう調理法のようです。
これは「ライス」
これはいろんなサイトでみなさん議論されており、意見の分かれるところですが、上の方も述べられているように、日本(語)で「ライス」と呼ばれて供されるもので、そういう調理法のものがあるのか、っつうことです。
そんなわけで最后にわたしなりの「定義」;
「ごはん」は箸で食べる、
「ライス」はカトラリー(スプーンやフォーク)か手で食べる、
ってのはどうでしょうか。
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