食事中に水を飲むか否か。
わたし自身は食事中に水を飲むことは少ないです。
それは幼少期に親父から言われて以来、そういう食習慣になったのだと思います。
親父いわく「消化が悪くなる」とのこと。
でも、飲食店に行けば水は必ず出されますし、それ(食事中に水を飲むなの件)って一般的にどうなのかなと思い、ネットで調べてみました。
いろんな健康・美容まとめサイトで、「食事中の水はよくない」って情報が「飲んだほうがいい/飲んでもいい」という情報を圧倒的に凌駕してました。
んで、ここでは親父の教えである「よくない」という情報を紹介します。
(以下引用)
食事中に水を飲むと、痩せにくくなる?
食事中に水分を多く取ると、胃酸や消化酵素が薄まり、胃で十分な消化が行われないまま食べ物が小腸まで届いてしまいます。そうすると、消化されていない食べ物を消化するために小腸でも多くの酵素が使われてしまい、からだの中の酵素が不足して痩せにくいからだになってしまうのだそうです。
さらに食事中に水を飲むことで血糖値が上がり、これを下げるために大量のインスリンが分泌され、血糖を脂肪に変えてしまうのです!なんとも恐ろしい話ですよね…。食事中にお腹を膨らませようと水分を取っている、という方もいるかもしれませんが、逆効果なのでやめた方が無難なようです。
また、食事で摂取した栄養素は臓器や血液に回った後で肌に届くため、胃酸が薄まったことで十分に栄養を吸収できていないと、お肌が栄養不足になって荒れてしまう原因にもなってしまうため、注意が必要です。
食事中の水分は、眠気も招く!
先程もご説明したとおり、食事中に水を飲むことで消化器官の負担が増えてしまいます。そうすると、その負担によって眠気に襲われてしまう可能性が増えてしまうとの説もあります。
また水分に頼ってしまうことで物の咀嚼回数が減ってしまうことも、消化器官に負担をかけてしまう原因になります。昼ご飯の後、仕事中についウトウトしてしまうというときには、水を控えてよく噛んで食べることで、胃への負担が軽くなって眠気を軽減することができるかもしれません。
(引用おわり)
上記、情報の取捨選択に恣意的な偏りはありますが、「胃酸(消化液)が薄まる」⇒「消化に悪い」というのは正しいのではないでしょうか。
ただし例外(?)的に、お寿司屋さんで出される熱いお茶はいいとの意見も。
(以下引用)
飲食店でサービスとして提供している“水”は、普段の食事では不必要と言えるのではないでしょうか?
ただ例外として、お寿司屋さんでは熱~い緑茶が提供されますよね。これには理由があります。
これは、口の中に残っている魚の脂を熱いお茶によって流し、次に食べるお寿司の味を存分に味わうためです。
またカテキンは抗菌効果が強いため、魚の臭み等を抑えてくれるとも言われています。
http://www.shirokawa.jp/column/kawatani_akiko/2791/
(引用おわり)
「カテキンは抗菌効果」とか書いてあるんで、パッと見ィ生理学的な利点かと思いましたが、抑えるのは「魚の臭み」ですか。
これは消化云々というより好みや作法の問題でしたね。
ココまでは生理学的に食事中に水を飲むことの是非についてなんですが、上の寿司屋のくだりで作法という言葉が出たので、食事中に水を飲むということは作法(=マナー?/流儀?)の観点からはどうなんでしょう。
ずいぶん昔(四半世紀ほど前)に、
「食事中に水を飲むのはカエルかアメリカ人ぐらい」、
てのを聞いたことがあります。
アメリカ人を上から目線で揶揄するぐらいだから、おそらくこれは欧州のことわざ(?)でしょう。
でもって「食」に関してのことなので、フランス人が言ったのかと思い調べたらビンゴでした。
いろんな方の意見・解説(日本語のみですが…
>_< )を総合すると、どうやら「食事にワインを飲まないなんて・・」との趣旨のようです。
もっぱらこれは上で述べたように四半世紀前(当時の日本はバブル!=ワイン文化が広まった時期でもありました
- 「ボジョレー・ヌーヴォー解禁!」w)の話です。
最近はそうでもないでしょう。
先の言は、チョット先を行ってるヤツが、あとから追いつこうとしている者を腐して排除しようとする、ヤラしい根性の顕れではないでしょうか。
いま思うとホントにフランス人がそう言ったのか(まぁ言いそうですけど、フランス人はヤラしいんで…)、あるいは当時のヤラしい日本人が言ったのかは、残念ながら日本語の情報しか得られないため定かではありませぬ。
余談ですが、「カエルとアメリカ人」でいろいろ調べた中に、
「食事中に水を飲むのは金魚と日本人ぐらいだ」
ってのもありました。
いや「金魚」て・・・
MMXVI