2016年11月12日土曜日

ブログ太郎



 ウチの近所にらぁめんたろうというラーメン店があります。

 お米の次に麺が好きなわたしは、そこのとまとらぁめんと言うのがとても好きで、タマに食べに行きます。

 ついこのあいだ、また、とまとらぁめん(どうでもいいですがなんで平仮名なん?)を食べようと店を訪れると、とまとカレーらぁめんというのが限定メニユであり、思わず注文してしましました。

 カレーラーメンも好きなラーメンのひとつで、それと大好きなとまとらぁめんが合体したらさぞ美味しかろうと、思わず注文しました。

 結論から言うと、期待してたものとは若干異なっていました。

 ま、わたしが勝手にカレー味のとまとらぁめんだと勘違いしただけなのですが、そう、出てきたものはトマトがトッピングされたカレーラーメンだったのです。

 もちろん味に間違いはなく、美味しくいただいたのですが、とまとらぁめんを食べに行ってとまとぁあめんを食べずに帰ってきたワケですから、お腹は満たされたものの、なにか物足りなさを感じてしまいました ― というのが期待にそぐわなかったところです。

ちょうど、こってりラーメンで有名な某店で間違ってあっさりラーメンをオーダーしてしまい、それを食べ終えたらこんな感じになるのでしょうか(こってり好きの方限定の例えで申し訳ないですが・・・)。

 らぁめんたろうさんの話はこれでおわりですw

 その時に店からの帰路でフト思ったのですが、世の中に『◎◎太郎』『**たろう』というモノはとても多いなぁと。

 いまネット(動画)でスゴい人気のピコ太郎や、むかし子供にとても人気のあったとっとこハム太郎もそうですが、こと食べ物関係だけでもだいぶあります。

 食べ物関係で、上記のらぁめんたろうさんを差し置いてまず思い浮かぶのは永谷園の『太郎』。

わたしの世代では、『すし太郎』と聞けば、サブちゃんの「♪ち~ぃらっし~ずしぃな~あ~ら、このぉすっしぃたんぁろんぉお~♪」というCMソングが即座に脳裏に浮かんでしまいます。

 いまでも現役バリバリの超ロングセラーです。

 CMソングの歌詞どおり、「♪あったかご飯にまぜるだけ~♪」でいいので、家でお寿司をするときにはとても“手軽でおいしい”(←うゎっ、なんかスゴく使い古されたありきたりなフレーズ・・・)ですな。

 『すし太郎』によく似た名前で『スシロー』ってのもありますが、「たろう」ではないですね。

 あえて言うなら“イチロー[51]”の親戚ですかね。

 「太郎」でググってみても、『串かつ太郎』、『函太郎』(かんたろう)、甘太郎』(こっちは「あまたろう」)、浜焼太郎』、『ゆで太郎』、『あんかけ太郎』と、あるわあるわ、“枚挙に暇がありません”(←これも紋切り型の表現で恐縮です)。

 「串かつ太郎」さん、「浜焼太郎」さんは料理そのものズバリのネーミングで、業態がわかり易いです。

「ゆで太郎」さん、「あんかけ太郎」さんはそれぞれ蕎麦屋さんとあんかけパスタ屋さんです。

「函太郎」さんは回転寿司、「甘太郎」さんは居酒屋です。

 「あんかけ太郎」さんは他のパスタ屋さんとの差別化・特徴を前面に出されてるんですね。

 「函太郎」さんも、(似た名前で全国チェーン展開されてる回転寿司屋さんがあるように)“函館”をメリットとして訴求されてるのかと思います。


 ちなみに「大阪の顔」として全国的に有名な『くいだおれ』人形には、“くいだおれ太郎”って名前があったんですな(後付け?)。

 Wikiの「太郎」の項には、
太郎(たろう)は日本語の男性名。本来は長男を意味する輩行名で、当該の人物に個人名としてもつけられる。
また、例示などで不特定の男性を示す時、「~ばかりしている者」を示す時(早弁太郎など)に使われることもある
とあります。

 となると、前述の「ゆで太郎」さんは蕎麦を茹でてばかりいる者(=ゆで方にこだわりと自信あり)という受け取り方もできます。




 タイトルに『ブログ太郎』と付けてしまいましたが、べつにブログばかりしている者ではありませんし、こだわりも自信もナイです。


 (かといって『仕事太郎』でもありませんが…)
 









MMXVI

 

2016年10月26日水曜日

食事中に水を飲むのは・・・


 食事中に水を飲むか否か。

 わたし自身は食事中に水を飲むことは少ないです。

 それは幼少期に親父から言われて以来、そういう食習慣になったのだと思います。

 親父いわく「消化が悪くなる」とのこと。

 でも、飲食店に行けば水は必ず出されますし、それ(食事中に水を飲むなの件)って一般的にどうなのかなと思い、ネットで調べてみました。

 いろんな健康・美容まとめサイトで、「食事中の水はよくない」って情報が「飲んだほうがいい/飲んでもいい」という情報を圧倒的に凌駕してました。

んで、ここでは親父の教えである「よくない」という情報を紹介します。

(以下引用)

食事中に水を飲むと、痩せにくくなる?

食事中に水分を多く取ると、胃酸や消化酵素が薄まり、胃で十分な消化が行われないまま食べ物が小腸まで届いてしまいます。そうすると、消化されていない食べ物を消化するために小腸でも多くの酵素が使われてしまい、からだの中の酵素が不足して痩せにくいからだになってしまうのだそうです。

さらに食事中に水を飲むことで血糖値が上がり、これを下げるために大量のインスリンが分泌され、血糖を脂肪に変えてしまうのです!なんとも恐ろしい話ですよね…。食事中にお腹を膨らませようと水分を取っている、という方もいるかもしれませんが、逆効果なのでやめた方が無難なようです。

また、食事で摂取した栄養素は臓器や血液に回った後で肌に届くため、胃酸が薄まったことで十分に栄養を吸収できていないと、お肌が栄養不足になって荒れてしまう原因にもなってしまうため、注意が必要です。


食事中の水分は、眠気も招く!

先程もご説明したとおり、食事中に水を飲むことで消化器官の負担が増えてしまいます。そうすると、その負担によって眠気に襲われてしまう可能性が増えてしまうとの説もあります。

また水分に頼ってしまうことで物の咀嚼回数が減ってしまうことも、消化器官に負担をかけてしまう原因になります。昼ご飯の後、仕事中についウトウトしてしまうというときには、水を控えてよく噛んで食べることで、胃への負担が軽くなって眠気を軽減することができるかもしれません。

 (引用おわり)


 上記、情報の取捨選択に恣意的な偏りはありますが、「胃酸(消化液)が薄まる」⇒「消化に悪い」というのは正しいのではないでしょうか。

 ただし例外(?)的に、お寿司屋さんで出される熱いお茶はいいとの意見も。



(以下引用)

飲食店でサービスとして提供しているは、普段の食事では不必要と言えるのではないでしょうか?

ただ例外として、お寿司屋さんでは熱~い緑茶が提供されますよね。これには理由があります。
これは、口の中に残っている魚の脂を熱いお茶によって流し、次に食べるお寿司の味を存分に味わうためです。
またカテキンは抗菌効果が強いため、魚の臭み等を抑えてくれるとも言われています。
http://www.shirokawa.jp/column/kawatani_akiko/2791/
(引用おわり)

 「カテキンは抗菌効果」とか書いてあるんで、パッと見ィ生理学的な利点かと思いましたが、抑えるのは「魚の臭み」ですか。

これは消化云々というより好みや作法の問題でしたね。


 ココまでは生理学的に食事中に水を飲むことの是非についてなんですが、上の寿司屋のくだりで作法という言葉が出たので、食事中に水を飲むということは作法(=マナー?/流儀?)の観点からはどうなんでしょう。

 ずいぶん昔(四半世紀ほど前)に、
「食事中に水を飲むのはカエルかアメリカ人ぐらい」、
てのを聞いたことがあります。

 アメリカ人を上から目線で揶揄するぐらいだから、おそらくこれは欧州のことわざ(?)でしょう。

 でもって「食」に関してのことなので、フランス人が言ったのかと思い調べたらビンゴでした。

 いろんな方の意見・解説(日本語のみですが… >_< )を総合すると、どうやら「食事にワインを飲まないなんて・・」との趣旨のようです。

 もっぱらこれは上で述べたように四半世紀前(当時の日本はバブル!=ワイン文化が広まった時期でもありました - 「ボジョレー・ヌーヴォー解禁!」w)の話です。

 最近はそうでもないでしょう。

 先の言は、チョット先を行ってるヤツが、あとから追いつこうとしている者を腐して排除しようとする、ヤラしい根性の顕れではないでしょうか。

 いま思うとホントにフランス人がそう言ったのか(まぁ言いそうですけど、フランス人はヤラしいんで…)、あるいは当時のヤラしい日本人が言ったのかは、残念ながら日本語の情報しか得られないため定かではありませぬ。


 余談ですが、「カエルとアメリカ人」でいろいろ調べた中に、

 「食事中に水を飲むのは金魚と日本人ぐらいだ」

 ってのもありました。

 いや「金魚」て・・・






MMXVI

2016年10月13日木曜日

「ごはん」と「ライス」の違い?


「ごはん」と「ライス」の違い?

飲食店などでご飯(白ごはん)は店によって、「ごはん」とか「ライス」という名称でメニューに載っています。

 むかしからやってる、わたしがよく行く庶民的な焼肉屋さんでは「めし(大)」「めし(中)」「めし(小)」とおしながきが壁に貼ってあります。


「壁のおしながき 大めし 中めし」の画像検索結果
※写真は本文に登場する焼肉屋さんではありませんw


古い大衆食堂では「めし」の「し」の字の上のほうがニョロニョロってなってる手書き風文字の看板を目にすることが出来ます。


「めし 大衆食堂」の画像検索結果


 「めし」も「ごはん」も、漢字で書けば「飯」の字で、ともに炊いた米を表すのですが、同時に「今度いっしょにごはんでも食べましょう」「デイトレードでめしを喰ってる」などのように、食事そのものを指す言葉でもあります。

 いっぽう、「ライス」のほうの呼び名は、白ごはんを指す場合「パンまたはライス」など、ファミレスなど洋食系の店で使われることが多いようですね。

 ちなみに、同じす●い●~くグループでも、ガ●トは「ライス」ですが、中華のバー●ヤンは「ごはん」のようです。

 で、今日のタイトル、「ごはん」と「ライス」の違いですが、この疑問を持ったのはわたしだけではないと思いネットで調べると、あるサイトで「定義」?されてました。

以下引用
- 概要 -
ご飯は飯(めし)の丁寧語であり、また朝ご飯、昼ご飯、晩ご飯などと食事の意味にも使われる。ライスは英語で米、あるいは稲のことである。ご飯とライスの使い分けについては、特に、洋食と一緒に出される白米はライス、和食の場合はご飯である場合が多い。
- 詳しい解説 -
ご飯、ライスともに白米を炊いた食べもののことである。

ご飯は飯(めし)の丁寧語であり、また朝ご飯、昼ご飯、晩ご飯などと食事の意味にも使われる。また具と一緒に炊いた炊き込み御飯、炊いた後で具を混ぜる混ぜご飯、松茸ご飯、栗ご飯など様々なバージョンがある。

一方ライス(rice)とは英語で米、あるいは稲のことである。カレーライスやハヤシライスなど料理名として定着している。また外食チェーン店やレストランでは白米をライスと呼ぶ場合がある。

ご飯とライスの使い分けについては、特に、洋食と一緒に出される白米はライス、和食の場合はご飯である場合が多い。またライスは皿に盛られて出てくるが、ご飯は茶碗や丼に盛って出される。
またライスは日本米以外の米にも使われるため、バスマティ米やインディカ米(俗にいうタイ米)などについても、ご飯とは呼ばずライスと呼ばれる。またこれらの米は炊き方が日本の白米とは違い、主に炒め煮、つまり研いだ米を軽く炒めた後に水を加えて煮ることで調理される。
引用おわり

 ほう、やはり 洋食⇒ライス、和食⇒ご飯 説で、加えて ライス⇒皿、ご飯⇒碗・丼 とのこと。

 特に後者はナットクです。

 洋食屋さんでも、おじいさんが経営されてる老舗系の店や郊外の喫茶店では、「ご飯」と呼ばれてお茶碗に盛られて供される例が多く見られるからです。


 もう一件、同じ疑問を持った方のブログです。

(以下引用)
最近
友人と食事する機会が
何回かありました。

ある時は食堂的なお店


そして
レストラン的なお店


そこで
食堂的なお店では
茶碗に入ったものはご飯と言い

レストラン的なお店では
お皿に乗ったものはライスと言う。

  
ここで私は
友人たちに問題をひとつ出しました。

ご飯とライスの違いって 何でしょうと ・・・

そうしますと
友人たちは

少し考えてから

茶碗に入れたものはご飯と言い
お皿に載せたものはライス と言うのでしょう。
また、和食店ではご飯と言い
洋食店ではライスと言うのでは
と回答。

だって
どっちもお米じゃろ と方言丸出しで
主張しました。
他の人も同様な意見でした。

(中略) 

そこで
答えを述べることにしました。

お米を炊いたものが
確かに
ご飯であり
ライスなのですが

正確に言いますと
ご飯とライスでは
明確に違いがあるのです。

では、何が違うのか

それは炊き方です。

ご飯は蒸らして
米に水分わ吸収させるのが
一般的な炊き方です。

では
ライスではどう違うのかと
言いますと
ライスは鍋が沸騰したら一旦
湯を捨てて
もう一度
水を加えて炊くのです。
このことで米のデンプンを捨てることになるので
パラッとした炊きあがりになるのです。

どうですか
明らかに違うと思いませんか。

でも
レストラン(洋食店)

すなわち皿にのったお米(ライス)は
そのような炊き方をしているのだろうか という
疑問が起きましたよね ??。

私が思うにお米の炊き方は
多分、どこのお見せ(原文ママ)
ご飯の炊き方だと思います。

よって
結論ですが

お皿に載ったお米を
ライスと呼ぶのは多分間違っているのです。

ですから
レストランでもご飯と言いましょう。 
(以下略)

 と、この方もだいたい同意見です。


 いろいろ調べて気になったのは、「ごはん」と「ライス」では炊き方が違う、つまり、ごはんは釜で蒸らして炊いたもの、ライスは鍋で茹で溢しをして(さらに水を加えて)煮たもの、という定義が結構あったことです。

アジアやアフリカでは「白ごはん」も専らそういう調理法のようです。

「アジア 食卓 バナナの葉 手で食べる ごはん」の画像検索結果
これは「ライス」

 これはいろんなサイトでみなさん議論されており、意見の分かれるところですが、上の方も述べられているように、日本(語)で「ライス」と呼ばれて供されるもので、そういう調理法のものがあるのか、っつうことです。



 そんなわけで最后にわたしなりの「定義」;

 「ごはん」は箸で食べる、

 「ライス」はカトラリー(スプーンやフォーク)か手で食べる、

 ってのはどうでしょうか。










2016年10月12日水曜日

〆(しめ)のご飯?



 〆(しめ)のご飯というと、鍋のあとのおじや(雑炊)やお酒を飲んだあとに食べるお茶漬けやラーメンのことですが、今日の話はそれとはチョット違います。


 私はご飯好きのくせに、「おかず」になりにくい献立のときは食事の最后に白ごはんが残ってしまうんです。


おかずをアテ(肴)に晩酌を喫する夕食時は特にその傾向が強いです。


で、残った白ごはんをいたゞく可く、冷蔵庫をあさって「ごはんのおとも」がないか見てみます。


カクテキ(大根キムチ)か漬け物、濡れてるほうの塩昆布(昆布の佃煮?)、あるいはアラ!or磯じまん)があれば云うことナシ。


なければ今度は食品庫を物色し、ふりかけか「お茶漬けのもと」、(乾いているほうの)塩昆布で残りのご飯をかたづけます。


 根がご飯好きですから、興が乗ってきて(というか食い意地が張ってきて)白ご飯をお替りすることもあります。


 「こともあります。」と言いましたが、お替りすることのほうがむしろ多いです。


 食事を用意した家人にしてみれば甚だ気の悪い話ですが、おかずはおいしくいたゞいていますし、やっぱりお米が好きなのでどうしてもそういう食事スタイルになってしまいます。




 上記に例外があります。


 つまり、ごはんのおかずになりにくい献立の日でありながら、残った白ごはんを「ごはんのおとも」で食べることがない日、というのがあります。


 実はこれが今日の(やっと)本題なのですが、それはクリームシチューの日なのです。


 私のクリームシチューの食べ方なのですが、まずは具(ニンジン・ジャガイモ・タマネギそれと肉)をそれだけで食べます。


 そのうち肉だけは白ごはんといっしょに食べますが、野菜の具で白ごはんは食べにくい(おかずになりにくい)ので、具だけを食べます。


 するとシチューの汁(ルー?/シチュー?)が器に残ります。


 ここで(鍋にではなく)器にごはん投入。


 ここからはわたしの大好きな「クリームシチューライス」です。


 カレーライスのようにクリームシチューにごはん(ライスというべきか)を絡めてスプーンで食べます。


 途中でルー/汁が足らなくなればルーを足し、するとまたごはんが足りなくなってごはんを足す。


 カレーライスの時とまったくいっしょですわw


 で2杯目(?)ぐらいでパルメザンチーズを掛けます。


 チーズが汁を吸うので汁気がなくなってリゾットみたいになります。


 そして粗挽き黒胡椒を掛けて食べると、1杯目とはまた風味が変わってチョー旨い!



 と、いつもこのように食べるのですが、クリームシチュー(のルー?)があまりにもご飯に合うので、最初っから市販のルーを使って米でリゾットを作っても美味いんじゃないかと思います。


 そう思ってネットで調べたら、やはりありました。


 有名な某レシピサイトだけでもあるわあるわ、「クリームシチューの〓残り〓を使ったリゾット」が12個、「市販の素(ルー)を用いて最初からリゾットを作る」のが29個。


 でももっと多かったのは、クリームシチューの素/残りを使ったドリア。


 これが3ケタ、星の数ほどありました。


 そらそうかと思いますが、でもうれしかったのは、クリームシチューにご飯を合わすことが、というか、ああいう味の米料理が日本で立派に市民権を得てるってことです。


 というのは、上記で述べたわたしのクリームシチューの食べ方は、自分自身でも「邪道ではないか」という危惧を少なからず持っていたからです。


 イタリア人もリゾットを食べるワケで、そちらでは料理として確固たる地位にあるんですが、日本でも、「クリームシチューライス」はもはやカレーライス並みに(と言えば言い過ぎかもしれませんが)料理として確立してると言っていい(?)ので、これからは遠慮せずに〆のご飯(ていうかわたし的にはメイン)として楽しみたいと思います。







2016年10月8日土曜日

機内食に見る「値打ちのコキ方」

『機内食(エコノミー限定)』のときに書きましたが、今まで飛行機はエコノミークラスにしか搭乗したことがありません。

エコノミークラスでも、こと食事に関しては不満に思ったことはありません。

不満どころか、むしろ喜んでおいしくいただいております。

自身の経験で、エコノミークラスの難点というか不自由・不満をあえて云うなら、席が狭くて窮屈だとか、トイレに行くときに「あ、スイマセン」と隣の席で寝ている人を起こして気を遣うとか、まぁそんなぐらいです。

 ファーストクラスは論外として、ビジネスクラスとエコノミークラスを比較して(そもそもこの「比較」が不幸・不満のモトなのですが・・・)みますと、席のゆったりさや通路の広さは乗る時と降りるときに通路を通りますから、見れば分かります、前述のようなことは少ないでしょう。

 食事に関しては、ビジネスクラスの機内食って現物を見ることはないですから比較のしようもないです(T_T

が、義妹が過去に一度(オーバーブッキング時におけるエコノミーからのアップグレードですが)ビジネスクラスに搭乗したことがあり、その話を聞いたのが私の唯一のビジネスクラス体験です。

で彼女からビジネスクラスの機内食については「フツーの陶器のお皿で一皿ずつ出てきた」とだけ聞きました。

 機内食に関して、器以外(味とか料理の種類)についての感想がないってことは、器ぐらいしかハッキリ差がない、もしくは感じることができないってことなのでしょうか。

 運賃はというと、時期にも拠りますが、ビジネスはエコノミーの約2~3倍。

 これはあくまでも個人の価値観ですが、コスパでいうならだんぜんエコノミーに軍配が上がります(当たり前か)。

 あまり云うとビンボー人の負け惜しみに聞こえるかも知れませんが、地上(手続きや空港ラウンジ等)も含めてビジネスクラスのサービスに、倍の価格分、言い換えると運賃分と同じだけ上乗せされているプレミアム料金分の価値を見出せないのです。

 会社を経営しているギリの親父もそう考えるようで、「ヒコーキはファーストクラスでもエコノミーでも着く時間いっしょや」と言って、やや大柄のカラダつきで、可処分所得も多いクセにエコノミーでハワイに行きます。

 電車でいうと東京~大阪までJRで行くのに、運賃が8,750円に対し新幹線の特急料金が4,870円。

 これはまったくもって納得できる支出です。

 新幹線のほうがダンゼン早く着きますから、時間を買うという意味においても「リーズナブル」と言えるでしょう。

 逆にカネはないけど時間はある、という学生さんなどは青春18きっぷで行けばいいワケで。

 でもグリーン車(飛行機のビジネスクラスに相当)は新幹線自由席料金からさらに5,610円プラスになりますが、この出費はムダだと思います。

 義父の云うようにグリーンでも着く時間一緒ですんで。


 飛行機の話に戻りますが、そういうワケかどうか、航空各社、ビジネスクラスのプレミアムサービス(付加価値)をつけるのにいろいろされています。

 これは米・ごはんに関するブログなんで、その関係にしぼると、JALがスゴいコトやってます。

 炊き立てのご飯を提供します
日本発便では「雪蔵 今摺り米(ゆきぐら いまずりまい)」を。
新潟県の天然林の多く残る中山間地域で、雪深く、昼夜の寒暖差の大きい奥阿賀地域で収穫後、全量をもみ殻がついたまま、雪室同様の環境で大切に保管したこしひかりはみずみずしく粘りと甘みが特徴です。
雪の冷然で優しく保管され、年間通して新米同様の品質の高いお米を炊き立てでお楽しみいただけます。
海外発便では最高級「南魚沼産コシヒカリ」を。
和食をお召し上がりのお客さまには、日本一と誉れ高い、最高級「南魚沼産コシヒカリ」を炊き立てで提供いたします。
豊かな環境で育つ、ほのかな甘い香りのする美味しいコシヒカリを、海外発の便でご賞味いただけます。「水加減」と「蒸らし時間」にこだわった炊き立てのご飯を、どうぞご堪能ください。


ですと。

 プレスリリースによると、

 同社は日本の食卓の象徴ともいえる「炊きたての白いご飯」を機内食でも提供しようと、2005年より客室乗務員が機内で生米を炊飯している。水加減を調整しながら最適な硬さに仕上がるよう配慮する徹底ぶりで、利用客から好評を得ているという。これまでは「新潟県産コシヒカリ」などを使用してきたが、同県産米の中でもさらにおいしいとされる希少な「南魚沼産コシヒカリ」を導入することにした。
 サービス実施にあたり同社社員は産地の南魚沼を訪ね、稲刈りなどを体験しながら米のおいしさ・農家の営み・食文化など学んできた。機内でのおいしいお米の提供は、日本の味の提供だけでなく、日本文化の再発信でもあるという。



 稲刈りまでするって、最高級のお米を使っちゃってもうこれ以上米では差が付けれないところまで来たんでしょうね。

 機内(上空8,000~10,000メートル?)で炊飯ですかい・・・

 CA(客室乗務員)さんって日本でもまだ憧れの職業かとは思いますが、ご飯を炊いてお茶碗にヨソってサーブするんですね。



 付加価値を訴求することを関西弁で「値打ちをコく」と云いますが、値打ちのコキ方が少し苦しく見えるのは私だけでしょうか。

2016年10月7日金曜日

機内食(エコノミー限定w)


わたしは飛行機の機内食が大好きです。

今まで航空機での旅行は、幸か不幸か(幸だと思いますが)エコノミークラスにしか搭乗したことがなく、エコノミークラスの機内食については皆さん好みはあろうかと思いますが、わたしにとっては旅の楽しみのひとつでもあります。

 そんな機内食を、例によってウェブからの拾いですが、エコノミー限定でご紹介します。
 (斜め字は引用)

キャセイパシフィック航空の場合、エコノミークラスではメニューに写真はないので、口頭での説明になります。
古くからある「fish or beef?」の世界ですね。
ここまで省略されることはないですが、さらっと口頭で説明されても、なかなかすぐメニューが頭に浮かび上がることはないですよね。
もう、文字から想像力を全開にして、メインディッシュのイメージを作り上げなければなりません()
そんな時、僕のオススメは「和食下さい」もしくは「Japanese Style please」の一言。
このたった一言で、日本発着路線であれば外す事はないかと思います。
Beefですき焼き丼

もし「日本食はない」と言われたら、ご飯のある方=中華、を選ぶと間違いが少ないかと。
酢豚だったかと・・・

過去の経験上、パスタは絶対NGですね。パスタ=スパゲティと思って、蓋を開けてみたら、山盛りペンネ+ちょろっとトマトソースの事がほとんど。
麺が食べたいなーと思った時は、必ず「ヌードルか?」と確認して下さい。


 ↑白ごはん+おかず(定食パターン)/おかずonごはん(丼・カレーライスのパターン)、いいですね。

 もっと云うなら定食パターンがベターですね。

 でも、前から思ってたんですが、ファミレスなら「パンかライス」、機内食は「パンとライス」w

主食のご飯はいいとして、機内食のこのパンはどうやって食べるべきなのでしょう。

 いちおうバターのようなポーションが添付されていますから、コレを塗ってパンだけで食べる?

 あるいは主菜やサラダを具のように挟んでサンドイッチにする?

 あぁでもそうする(おかずでパンを食べる)とごはんが余っちゃうんですよ。


ガルーダ・インドネシア航空
男メシのご案内(事前予約のみ)
関西国際空港ご出発のお客様だけの特別メニュー「フルパワーチャージ★男メシ」が201651日より新メニューになりました!特大ハンバーグおかか入りのり弁風の満足度100%のボリューム満点なメニューをご用意いたしました。
各便、1日限定5食ですので、お早目にご予約ください。
※エコノミークラスのみの特別食となります。
特大ハンバーグおかか入りのり弁風機内食
ハンバーグ
おかか海苔ごはん
パン
キットカットミニ


 出た、ガテン系機内食!

 OL向けの「ヘルシー」だの「痩身ダイエット」系は機内食でもよくありますが、ガッツリの若い男性向け機内食ってどういうニーズでしょうか。

 ガルーダなんで、バリ島にサーフィンしに行く人?

 ま、「各便、1日限定5食」とのことで、模索中なのかもしれません。

 これも機内食の例に漏れず、ご飯+パン(しかも2個!)です。

 ホカ弁の「DXハンバーグのり弁当」+コンビニでパンってパターンでしょうか。

 完全に若い男性限定ですねw


全日空(ホノルル便)
日本発エコノミークラス
洋食のメインはビーフハンバーグステーキ ロコモコ風をお楽しみください。

※和食もご用意しています。

 さすが大手全日空、エコノミーでも流行りはおさえてありますね。


日本航空(ファーストクラス・ビジネスクラス)←これだけ例外m(_ _)m
ヨーロッパ発便にて、フランス丼、ロン丼、フィンラン丼、フランクフル豚(トン)丼など、各地のオリジナル丼をご提供いたします。
CDGフランス丼
フランスならではのシャンピニオン・ドゥ・パリがサクッと揚がって天丼になりました。おろし生姜でさっぱりとお召し上がりください。
LHR ロン丼 レシピ
地中海マグロ、脂ののったスコットランドサーモン等海の幸を活かした海鮮丼です。出汁の一工夫をこらした付け合せのたまり醤油と共にお楽しみください。
 HEL フィンラン丼レシピ
旨みのあるフィンランドポークを生姜焼きに仕立て、森で採ったカンタレリきのこと、ルッコラを敷きつめた丼に仕上げました。フィンランドの森を思い描きながらお楽しみください。
FRA フランクフル豚(トン)丼レシピ
ドイツ有機農場産のポークをアルトビールで煮詰め、ドイツ風豚バラ丼に仕上げました。ホテル・ニッコー・デュッセルドルフ「弁慶」とのコラボメニューです。

かたや日本の(元?)フラッグシップはダジャレで来ましたか・・・

 まぁロッパ便のファースト/ビジネスなんで、乗るのはオジさんだから丁度イイ?


一方、最近乗ることが多くなったLCC(格安航空会社)は、当然機内食も有料です。

Peach Aviation
フライドチキンチーズカレー¥900
ジューシーなフライドチキンと、とろけるチーズが乗ったカレーライスです。
沖縄風タコライス¥900
沖縄のソウルフード タコライス。お肉とチーズ、レタスのバランスが絶妙です。
「たこ昌」のたこ焼(7個入)¥750
食~べてって 食~べてって Peachに乗るとき食べてって~♪ 大阪・道頓堀の味を機内で食べられるのはPeachだけ!!
老舗「千房」の豚玉¥800
本格的なお好み焼きが機内でも楽しめます。 お子様にも人気! 小腹が空いたらおやつにシェアしてみては?
炙り蟹雑炊  ¥500
五種の野菜 にゅうめん     ¥500
日清カップヌードル(スタンダード/シーフード)
日清どん兵衛 (きつねうどん)   ¥400
味噌汁 とうふ       ¥300
焼肉たむらのお肉が入ったカレーパン     ¥450
Peachオリジナルおつまみ         ¥150
香ばし醤油のおこげ煎餅   ¥200
チップスター        ¥150
SOYJOY クリスピーミックスベリー     ¥200

Vanilla Air
トロトロたまごのハヤシオムライス¥750
絶品ハヤシライスをトロトロのオムライスと共に召し上がれ!
チキン南蛮添えヘルシー焼きうどん¥750
野菜たっぷりの焼うどんとチキン南蛮をこの一皿に!
ハムエッグカツレツサンド¥650
進化し続けるボリューム満点のサンドイッチシリーズ第2弾!!
ソフトロールつき! 三ツ星キッチン 3種のチーズのクリームパスタ ¥500
炙り さけ雑炊 ¥350
Phoccori気分 鶏だしフォー ¥350
日清 カップヌードル しょうゆ ¥400
日清 カップヌードル シーフード ¥400
日清 お湯で作れるカレーメシ!カレーメシ ビーフ ¥450

 まぁ安くはないが高くもないって値段ですね。

LCCに乗る人にはこの価格が上限でしょうか。

 2社ともに日清のカップ麺がライナップされてます。

カップ麺は、JALの『うどんですかい』(←これもダジャレですかい)シリーズが有名ですが、これは“機内食”というより小腹空いたときのスナックですね(ちなみに『うどんですかい』も日清食品製)。

 旅行気分盛り上げ的にはイマイチかと。